「ハイドン・イヤー」2009
  2009年は「交響曲の父」と呼ばれている古典派作曲家ヨーゼフ・ハイドン(1732〜1809年)の没後200年に当たる「ハイドン・イヤー」です。
彼の作品は世界的に大人気で、彼の生涯は亡くなって200年経った今でも、音楽史家によって絶えず研究されているほどです。
今年、故郷のブルゲナンド州にも、音楽家としての第一歩を踏み出したウイーンでもアレンジされるイベントは数え切れないほどです。

ハイドン・イヤーにはハンガリーでも特別なイベントが開催されます。全国的に登場するオーケストラや合唱団は30団、コンサート数は134回と、多くの素晴らしい音楽イベントが楽しんでいただけます。
この裏には、オーストリア人のハイドンが24年間、ハンガリー人のエステルハージ公爵の音楽家としてハンガリーで活躍したことによります。

ハイドンとエステルハージ家の関係

エステルハージ家は当時代にハブスブク君主国の権力ある大貴族であり、オーストリアにもハンガリーにもいくつかの宮殿を持っていました。
1761年にハイドンがオーストリアのアイゼンシュタットにあるエステルハージ宮殿へ招かれました。ここで活発な音楽活動を行い、彼は副楽長として活躍しました。
ニコラウス・エステルハージ公爵によって、ハンガリー小平原にフランスの「ヴェルサイユ」宮殿にならい、新しく贅沢な宮殿が建てられました。場所は公爵の名字から「エステルハーザ」と名付けられ、小さな村ながらも森や畑に恵まれた所でした。1766年、エステルハージ一家と共にアイゼンシュタットから楽団も歌手達もここへ引っ越しました。年が経つにつれ、オペラ座や人形劇場も設立され、エステルハージ公爵の「音楽天国」を築く夢はだんだんと実現されました。
エステルハーザでハイドンは音楽監督に任命され、オーケストラの指導、歌手達とのリハーサル、オペラ上演の管理、新しい曲の作曲などを一任され、日常的にハードな任務をこなしました。
そんな中、自身でも楽器を弾くほどの音楽好きな当主エステルハージ公爵は、ハイドンの芸術家としての成長も考え、外部から来た依頼にも作曲することを許可しています。スペインには「十字架上のキリストの最後の7つの言葉」を、パリにはパリ交響曲(交響曲82番〜87番)を作曲しました。
ハイドンはエステルハージ公爵について年に何回かウイーンに足を運んでいました。このようなウイーン訪問の際、モーツァルトと出会い、彼らの友好関係が始まったといわれています。
ハイドンの「エステルハージ時代」は1790年にニコラウスの死と共に終了していますが、その子孫達との交流は続いていたようです。

エステルハーザでのイベント

フェルトードでのエステルハージ宮殿で第4回ハイドン弦楽四重奏曲フェスティヴァール、オルフェオ楽団の交響曲シリーズ以外に外国の有名なハイドンフェスティバルの楽団も招待されます。

オルフェオ楽団

ブダペストでのイベント

ブダペストの「ハイドン・イアー」は1月1日のロンドンフィルハルモニーコンサートに始まり、ハンガリー放送局の演奏会シリーズ、ハイドンフェスティバルでアレンジされるトランペット・コンテストに渡って11月23日の終了コンサートまで最高レベルの音楽イベントがお客様をお待ちしています。

「ハイドン・イヤー」のトップイベントはWorld Creation Dayです。これは5月31日(作曲家の没日)に世界的に多くのコンサートホールでオラトリオ「天地創造」を演奏するプロジェクトの名前です。ブダペストではリスト音楽院の大ホールでオルフェオ楽団、アイゼンシュタットではオーストリア・ハンガリー管弦楽団がハイドンの傑作を演奏する予定です。

 
 
 
   
 
   
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